合言葉は「タンパク質」「ビタミン・ミネラル」「クエン酸」!
梅雨が明けて暑さが増してくるとじっとしているだけでも汗が出て、ジリジリと体力を奪われますよね💦
体力の消耗に伴って胃腸の働きも弱まり食欲が落ちると、ついつい冷たいものやあっさりした食事ばかりになりがち。
しかし、それではビタミンやミネラル、エネルギーなどの栄養不足でさらに食欲不振や体力が低下してしまって悪循環に陥る、いわるゆ「夏バテ」になってしまいます。
私の場合、特に肉類を避けてしまって鉄分が不足し貧血ぎみになっていました。
結果的に気力が著しく低下して休みの日はほとんど布団の上で過ごす、というのがこの4~5年の夏の姿です。
・・・10代と20代の境の夏になんて勿体無い過ごし方を・・・・・・。
今年こそはバテずに夏を楽しみたいので、夏バテ予防に効く食材をまとめておこうと思います。
エネルギー源の「タンパク質」
タンパク質には筋肉疲労を解消させたり、持久力アップや体力温存効果があります。
逆に不足すると疲れやすくなったり貧血なって気力も落ちてまうので、しっかり食べましょう。
【タンパク質を多く含む食材】
卵・牛乳・ヨーグルト・チーズ
豚肉・鶏肉・牛肉・魚・大豆製品
「ビタミン・ミネラル」補給も忘れずに
夏は体内の水分バランスが崩れやすく、それに伴って体内のビタミンやミネラルのバランスも崩れてしまいます。
そこで夏バテ対策として気をつけるべきものは、ビタミンB₁とカリウムです。
ビタミンB₁には食欲促進効果があり、特にタンパク質も多く含む豚肉は、100gあたりに0.98mgほどのビタミンB₁が含まれていて、これは牛もも肉や鶏ささみの約10倍に相当します。
そして、カリウムには筋肉の動きを助ける働きがあるので、不足するとバテやすくなります。
また、その他のビタミンやミネラルを多く含む旬の野菜やフルーツも夏バテ対策には効果的です。
【ビタミンB₁を多く含む食材】
豚肉・うなぎ・豆
【カリウムを多く含む食材】
インゲン・枝豆・大豆
【旬の野菜・フルーツ】
トマト・きゅうり・なす・ピーマン・ズッキーニ・すいか・キウイ
疲労回復には「クエン酸」
クエン酸は炭水化物をエネルギーに変える働きがあり、疲労回復効果があります。
料理に少し酸味があるだけでもさっぱりとして食べやすくもなりますよね。
【クエン酸を多く含む食材】
柑橘類・梅干し・酢
食べやすくする調理のコツ
肉や旬の野菜が夏バテに効果的だと分かっても、食欲がないとやっぱり箸が進みませんよね。
【食欲をアップさせる調理】
・酸味を利かせる:さっぱりとした酸味で食べやすくなる
・香辛料や香味野菜を利かせる:「香り」が食欲をそそる
・温かい料理は温めて、冷たい料理は冷やす:「ぬるい」と美味しくない
また、甘いものや冷たいものの食べ過ぎは胃液の分泌を抑えて食欲が落ちてしまうので注意が必要です。
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